美坂はとあるスーパー内のパン屋でバイトしているのですが、今日身に染みたことが三つ。
一つ、チビッコは試食が大好き。
二つ、おばちゃんも試食が大好き。
三つ、中学生はやんちゃ。
上の二つはまだ解ると思うのですが、ラストは理由があって。
中学の部活帰りの団体(4人くらい)が、試食をして一言。
「うっわ、まず」
おい待てこらガキ。と言わなかった自分を褒めてあげたい。
確かに、人の味覚は色々で、美味しいと思う人も不味いと思う人もいるし、店長もお客様のために一生懸命と言うよりは、仕事だから機械的に作っている感もあるけれど(こら)、店先で堂々とそんなこと言うのはいかんと思うのよ。
不味い? なら買ってくれなくて結構。
君が食べたそれを美味しいと感じて、買って食べてくれる人だっているんだから。
でも、店先でそんなことを言っちゃダメだよ。
心の中に留めておいてほしい。
後で身内にぶちまけてもかまわないから。
まぁ、うちのばあちゃんは、店内で「このラーメン不味い」と言った人だけれど。
ついうっかり出てしまう言葉ほど、恐いものはないと思う。
たった一言で雰囲気を壊すことだってあるし、関係性が壊れてしまうことだってあるんだし。
だからって、いつも言葉を選ぶ時間だってないし、必要も無いかもしれない(関係性によっては)
でも、気をつけることは必要だろうから、彼らはある意味反面教師だなぁとか考えていた昼下がりのこと。
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