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無題

2012.05.06 Sunday 20:22

話を考えはするけどいざ文字にすることができない症候群のターンがやってまいりましたよー。
仕事の方は何とはなしにリズムつかめてきてる感じですが、これから本番なところもあるのでこのままちょい停滞続きかと思います。すみません。
 

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my dearest before 2

2012.04.22 Sunday 12:23

こねたこねた
思えばこの頃はまだソランでしたね。前回ミスったな



―――――――

仕事で怪我をすることは多くはなかったが、少ないというわけもない。怪我の手当ては自分でできたから、怪我をすること自体はたいして気にしていなかった。
ただ、怪我をして帰ると、ソランは形容しがたい顔をする。よく分からないが心配されているのだろうか。もしくは悲しいのか、怒っているのか。いくつかの感情が入り交じった表情に、しまったと思った。それから、こっそりと喜んだ。
怪我をして心配されるなんて、ずいぶん久しぶりの話しだ。尤も、今この局面で喜ぶなんてできないれど。
「もう少し自分の体を大事にしろ」
いつの間にか、怪我の治療方法を覚えていたソランに、くすぐったい気持ちになる。慣れない手つきで包帯を巻いていく姿を見つめながら、怪我したらいいことあるからなぁなんて子供みたいに思うのだ。
「何をヘラヘラしている」
案の定怒られた。

my dearest before

2012.04.18 Wednesday 20:33

あまりも書く時間がないので小ネタをぽつぽつと



――――

実物を見たのは初めてだった。何度か本の中で見たことのあったものではある。それでも本物は圧巻だ。
それはサクラという名の花だった。春に咲く花で、この花は散り際こそが美しいのだと、ある本には書いてあった。

「どうした?」

問いかけられて初めて、刹那は今自分がひとりではないことを思い出した。こんな風に二人で買い出しに行くことが、久々だったせいもある。
ロックオンは不思議そうな顔をしつつ、刹那の視線を追って、ああ、と息を吐いた。

「すごいな。よく通る道だが、全然気づかなかった」

ロックオンはどこか呆けたように呟いた。

「お前がいなきゃ花を愛でようなんて思わなかったよ」

(no subject)

2012.04.16 Monday 22:17

※ロク刹、ロクティを前提にした感じの刹ティぽいもの




こうなることを刹那は予想していなかった。絶え間なく響く銃声のひとつが、先程まで仲間と呼んでいた人のものであるなんて考えたくもない。けれど、『彼』の性質を考えれば、これもまた道理か、と諦めがよぎる。
だから刹那は動いた。銃撃音の切れ間を縫うようにしてバリケードを突破し、見開かれた瞳と瞳の間に銃口を押し付けた。
「俺が殺せないとでも思ったか」
話しかけるというよりは自己満足の呟きだった。乾いた破裂音が響き、癖のある茶色の髪がふわりと宙を舞っても、刹那の心は乾いたままだった。
やがて気づけば銃声は消えていた。助かったではなく、終わったのだと思った。疲弊していた。
ふと、刹那の隣に足取りの覚束ない少年が並んだ。彼は感情の抜け落ちた面持ちで床に転がる死体を見下ろし、ただ、両の赤い目から涙をこぼした。声もなく、しゃくりあげることもない。彼はきっと、今自分がどんな状態にあるかわかっていない。
細い肩に触れると力を失ったからだが、腕の中に落ちてくる。
「大丈夫」
すがり付くような手の上に自らのそれを重ねる。その手はもう震えてはいない。
「また創ってやるから」

二人はただ逢いたかった。もう一度逢いたかった。そのためなら、彼はどんな禁忌を犯すことも辞さないし、刹那は神の顔に泥を塗って創造主を騙ったとしてもかまわなかった。

無題

2012.03.12 Monday 22:43

ちょっち新生活が前倒しで忙しいのでしばらくもぐります

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