ネタ神様が降臨なされた…!
前から言っている長編のプロットはさっぱりなのですが、今日、昨日発売したCraft読んでたらネタがピンッときたので、その話をせっせか組み立て中です。
以下プロットの下書きを、自分の首絞めるためにさらしてみる。
かつて、世界の総ては彼だった。
どうして、と思うことはなかった。
分かっていたのかもしれない。こうなること。
こういう現実がいつか、来るかもしれないと言うこと。
ここは、そういう街だから。だから。
おいていかれた
そんな言葉だけが、残った。
けしてほしいとねがった
それはこんがんだったのかもしれない
ただ殺すだけのげんじつをすべて終えるための
「ロックオン…!?」
「?知り合いだったのか」
「…? お前、俺を知ってるのか?」
彼の中に俺はもう、いないのだと、
すぐに分かった、彼が、そうだと、
違和感だけが渦巻いた
「人が人を忘れるのはどんな時だ」
「そうだね……辛い時、じゃないかな」
「それは逃げることだ」
「うん。そうだね。でも、皆君のように強くはないんだよ」
「(俺が強い?嘘だ。強かったのは、逃げなかったのは、あいつだ)」
「俺は貴方に謝罪すべきなのかもしれない」
「何のことだ」
「あの時、俺が貴方に手を差し伸べてさえいなければ、貴方は――」
「既に死んでいた。そうだろう?だから俺はお前に感謝してるし、助けなきゃよかったなんて言われると少し複雑だな」
「(どちらが苦しいのだろう。あの日で終えること。あの日を終えること。そう。だから、俺が…僕が謝るべきは…彼もだ)」
「とにかく、明日の仕事も頼むぜ、相棒」
「……ああ」
真実を知った時、
それがあの日の俺たちだったなら、
今と違う現実がここにあったのだろうか。
夢を見た。
懐かしい夢を見た。
どうしてこんな夢を見たのだろう。
「くそっ。血が止まらねぇ!おい、おい!!しっかりしろよ、刹那!!」
懐かしい声だ。
ああ、だから。
もう二度と、聞くことはないと、思っていたのに、
今、もう一度、名前を呼ばれる。
それだけで十分だった。
それだけで――十分だと諦めていれば、よかったのに。
「どう…して……」
「え…?」
「どうして、俺を、おいて、独りに……」
「せ、刹那?」
「………にい、さん……」
彼にとっての贖罪は、僕にとっての悪夢でしかなかった
My Dearest
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タイトルは某アニメのOPから。しかしプロットのBGMにしていたのはEDの方。
雰囲気的にはEDの方なのですが、該当するのが物語の後半部分なのでそわそわしています。
ちなみにこれ、適当に書き出してますがラストのところで大体半分です。
登場キャラは今のところ、刹那、ロックオン(ニール)、ティエリア、アレルヤ(ハレルヤは中。ノット双子)。
本当の初期にはかなりのあて馬でライルがいましたがプロット書いている内に役割がなくなったので出ませんが、多分ニールと同じ組織にいてアニューといちゃいちゃしてる。
話の設定的には、どこぞの無法地帯となっている街が舞台のパラレル。
ある組織(いいことから悪いことまでなんでもやる)にロックオンは所属していて、組織に割り当てられたパートナーがティエリア。情報屋もやっているアレルヤの推薦で、色々検査をパスした末に刹那もこの組織に加入。
この組織ですが、リーダーは多分善良な(嘘くさいけど現設定的に悪役の必要性がないので)リボンズかアレハンドロあたり。スメラギさんとかフェルトとかのプトレマイオスクルーはいない。イノベイターはいる。
この設定は出すか未定ですが、1人につき1人イノベイター(超能力持ち。相互意思疎通が可能)が担当につく。だからロックオンの担当は彼をスカウトしてきたティエリアで、ライルの担当はアニュー。同じ組織内にいても定例会議とか別にないので現場で顔を合わせない限り、誰が所属しているのかは分からない(そして任務は単独任務担当と集団任務担当に分かれていてニールは前者、ライルは後者なので余計に顔を合わせない。因みに刹那も前者)。ここまでが出すか分からない設定。
刹那は昔ロックオンと面識があるんだけど、ロックオンはとある理由により刹那のことを覚えていない。
そんな話です。
完結したらサイドストーリー番外的なロクティ書くんだ、と意気込んでいるので本編でそっちの話はないです。
後年齢設定は確か、ニールが26で刹那が18です。何でこんな中途半端かと言うと色んな足し算の末の産物なので深い意味はないです。本当は29と21にしたかったのですが、足りなかった。
ここまで設定つらつら書いているのにまだまだ出してない設定がある辺りどれだけのボリュームになるのか恐くなりますね。むしろ完結するのか。