会話文にも満たない文章なのですよ。
「はっ……あっ、ああっ……んっ……」
(凄い声。声だけでイきそうだ)
「…んっ……ヤっ…はぁ……」
(もっと泣けばいいのに。泣いて鳴いて俺以外見れなくなればいい)
「…ああっ……アル……!」
(うわっ、エロい顔。いったい君は今まで何人にその顔を見せたんだい、アーサー?)
「あぁっ……ひっ…んんっ……」
(綺麗な首筋。噛みたい。囓りたい。食らいつきたい。いいかな? いいよね。少なくとも今、アーサーは俺のなんだし)
「……痛っ……くっ……アル…?」
「痕、つけちゃった」
「は、ぁ? お前、何し……ああっ!」
「もっとつけていいかい?」
「嫌だって、言って、も……っ……つけるんだろうが…!」
「うん。アーサーは俺のだからね」
「人をもの扱いすん、な…!」
(ものって言うよりはむしろ栄養分的なものだよな)
「…はっ……あっ……アル、焦らす、なっ」
「ああ…ごめん」
「ひっ…! お前、また!」
「いいだろう? それとも、見られて困るような相手でもいるのかい?」
「あっああっ……ひぁっ……」
「喘いでばっかじゃ分からないんだぞ」
「だ、れの……あっ…せ、ぃっ…!」
(誰にも渡さないよ、アーサー。君は俺のものなんだ。あんな奴等に渡すものか)
「ああっ……アルっ……アル…!」
「ん。一緒にイこう、アーサー」
「はっ……あっ、あっ…あああっ!」
「…ん……はっ……」
「……はぁ……はっ…んっ……」
(だから、)
――――――
縛り付けたい拘束したいいっそ殺してしまいたい
PR