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「 最近地味にナンプレはまってます(00ss) 」

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最近地味にナンプレはまってます(00ss)

2009.11.20 Friday 00:34

朝、まだ目が半分くらい開いてない時に、馬鹿みたいに寒くて「馬鹿じゃないの」とひたすら連呼してて、寒い朝もニル刹で変換したら少しはマシになるんじゃないかなぁとか、訳の解らないことを考えていた、頭のちょっとかわいそうな美坂です。
今日は痛み止めなくても痛くありませんでした。ちょっとした喜び。

大学ってどうして山の手にあるのだろう。
立地条件と言うか土地代安いとかそんなところか。
寒いんだよ。馬鹿じゃないの。寒いんだよ。
なんて、考えながらてこてこ歩いていて、ニールの妄想してたから、下に書いてみた。
最近現代義兄弟パロがマイブームです。
恋愛なのかそうじゃないのか微妙だけど、多分前者。

レポート書かなきゃって、本を読みまくってるんですが、さすがにちょっとしんどい。
今読んでるドッペルゲンガーの話(How I met myself、かなんか)がうすら寒い感じで、どうして欧米のホラーは薄気味悪いのが多いんだろうかと、じゃっかん涙目になりながら思う私は基本ホラー苦手。
The Ringって明らかなタイトルの本があったけど、華麗にする―したよ(一発変換が加齢にするーだった件について)
もう一冊は裁判員制度の話で、丁度一昨日くらいに裁判員に関するアンケートについての記事を読んでいたから何だかタイムリーだなぁと思いつつ、読めば読むほど面白い。
「裁判員制度の正体」という本です。裁判員制度自体にかなり批判的。
何故かうちの大学の図書館では蔵書全部貸し出し中で、予約まで入ってた。

別に私は本屋の回し者ではないよ。

急激に下った気温に、少し前まで暑いと感じていた身体は対応することができず、何枚重ねて着てみても、冷気に舐められてぶるりと震える。マフラーに口元を隠し、背を丸め、うっかりグローブを忘れた手はコートのポケットにイン。それでもやはりまだ寒くて、馬鹿じゃねぇのと口の中で呟いた。何に対する罵声というわけではない言葉は、ひんやり冷えた外気にさらされ、けれど白く濁ることもなく闇に呑まれて消えていく。
道行く人々は皆小走り――というわけでもなく、友人知人と談笑しながらゆったりと、寒さに動きを鈍らせゆるゆると、焦りさえ滲ませてたったかと、正に十人十色の光景が広がっている。時刻は夜の六時前。

「これからまだ授業なんですよー」
「えー、マジぃ? がんばれー」
「じゃ、お疲れさぁん」
「あ、飯奢ってくれるんじゃなかったのかよ!?」
「うわ!? え!? お前今、何したん!?」
「えーと、荷物落としたのは解ったんだけどさぁ」
「ジャンプしてたよね」
「うん。びょーんと」
「あはは。一回転したんじゃない?」

冷たくなった耳に届くのは、他愛もない会話ばかり。中にはいったいどういう状況だよと、ツッコミを入れたくなるものもあったけれど、結局真相は解らぬまま傍を通りすぎる。女三の男一のグループは、ハーレムなんかなぁとぼんやりと思いながら。
だけどまぁ、うちには可愛い弟が待ってるし。ハーレム何かには負けねぇよ。
心の中でこっそりガッツポーズ。当人だろうが他人だろうが、知られれば白い目で見られること間違いなし。前者の場合、暫くは夕飯を作ってもらえない可能性が大いにある。食を握られているロックオンは、それゆえか否か、とかく8才下の義弟に弱い。それでも、決めるところでは決める男だからと、冗談めかして言ったらこれまた白い目で見られた。本気だったのに。

「あー、今日の夕飯何だったかなぁ」

漸く正門をくぐりぬけ、独りごちる。確か、昨夜の夕食の席で、某有名チェーン店の冷凍牛丼を買ってみたとか言っていたから、おそらくその辺りだろう。でもやはり、寒い日はシチューが食べたいなぁと自分勝手なことを想ってみたり。
ふと、ポケットで存在を主張するバイブレーションに気付いたロックオンは、かじかむ指で携帯を取り出し、通話ボタンを押す。

「はい」
『…俺だ』

電話口からぼそぼそと聞こえてきた声に、ロックオンは「おー」と間の抜けた相槌を打った。

「どうした? 珍しいな。何かいるもんでもあんのか?」
『いや。そうではなくて…』

電話をかけてくること自体珍しい相手は、さらに珍しいことに言い淀む。

「どうしたー? 刹那」

促すように名を呼んでやれば、刹那は低く唸る。何なのだろう、いったい。

『外、寒いか』
「そりゃもう。馬鹿じゃないの?ってくらい寒い」
『何だそれは』

刹那は苦笑する。それに乾いた笑いを返しながら、話題をずらされたなぁと頭の片隅で考える。まぁ、こっちは別にいいのだけれど。

『今日、何時くらいに帰れる?』
「今正門出たとこだから、後一時間ちょいってとこだな」
『解った』
「ん……んん?」

ぷつりと小さな音がしたような気がして、ロックオンは携帯を耳から話、しげしげと見つめてみる。バックライトに照らされたメインディスプレイには、カウントを止めた通話時間が表示されている。つまり、電話は切られたということで。

「…何だったんだ?」

何度首を傾げてみても、いっこうに答えは得られないから、少しでも早く家に帰ろうと思って足を速めた。何だか少しどきどきする。年甲斐もなく。
はてさてあの突拍子のない聞かん坊は、いったい何を企んでいることやら。

一時間後、帰宅の声と共にマンションの扉を開けると、おいしそうなシチューの匂いが漂ってきた。



―――――――――――――――――――――

書いている途中に思ったこと。
新婚か!
一時期、甘い話は自重しようと思っていたのに、何この糖分! 砂吐けるわ!!(美坂にとっては当社比2倍甘い)
何かこう、あったかい感じのありふれた幸せの話が書きたいなぁと思って。
ほら、冬だから(何
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