今日の更新はこれと↓です。
この話のテーマはタイトル通り「性(さが)」でした。
生きたいと願う人の性、です。
この話の前身とも言える話とは大分内容が変わっていましたが、あの話の設定はティエリアのために作ったようなものなので、それも道理かなと思います。
結局この話はご都合主義な話でして、前進のビター具合に比べると随分甘いなーと書いた本人は思いました。
内容がすかっすかなくせに時間がかかってしまって申し訳ないです。久々に長いの書いて疲れ果てました。
ラスト三話(エピローグ除く)は難産すぎて、結局どの話も書き始めの段階と違う結末になっています。
「森」については書きたいこと・書くべきことは全て書きました。書いていない部分は皆さんが感じた通りで考えてくださればいいと思っています。まる投げしてるわけじゃぁないですよー。
(以下ネタバレにつき反転
これだけは書かないと分からないだろうなと思ったのですが、前回のラストについて言えば、あれは完璧な森の誤算です。まさか刹那が自分の力が及ばない場所で生きられない体だとは思わなかった。だから森は残る全ての力を使って刹那の体を再構成しました。奇しくもそれは森がロックオンに課した「自らを殺して欲しい」という契約を果たすことになるのです。元々森は「刹那を殺せ」ということで、「自らを殺すよう」人々に言っていました。刹那は森の力の依り代だったので、依り代を殺すことで力を失い、人の願いを叶えることでまた力を失う、というサイクル。ま、これは完全な蛇足です。
後、絶対美坂は忘れてるだろうと思われていそうな、最初に森が提示した5日の期限ですが、船上で刹那がああなった時点が丁度タイムリミットです。私の計算が間違っていなければ(そのためにちょっとぼかした部分もありますが)。)
この話をサイトにあげる時には、拍手お礼に後日談をアップしたいなと思っています。予定です予定。
それでは長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
どうぞ、エピローグをお楽しみください。
エピローグ